電気代を安くしたい!そう思ったときにまず思い浮かぶのが節電です。
ここでは節電の方法を詳しくまとめましたので読んでいただければと思います。
節電項目リスト
- 電球をLED電球に変える
- 使わない照明をこまめに消す
- エアコンの温度を調整する
- 冷暖房で自動運転メニューを選ぶ
- 見ていないテレビは消す
- テレビの明るさ・音量を調整する
- 冷蔵庫を省エネのものに変更する
- 冷蔵庫の使い方を見直す
- 洗濯機の使用回数を減らす
- 電気便座のふたを閉める
電球をLED電球に変える
白熱電球をLED電球へ変えるだけでもかなりの電気代の節約になります。
以下に一般的な白熱電球とLED電球の比較を示しました。
どちらも一般的な家庭用で利用する60W相当としています。
種類 | 消費電力 | 寿命 | 1時間当たりの電気代 | 年間の電気代(8h/日として計算) | 電球の値段 |
白熱電球 | 57W | 2000時間 | 1.51円 | 4,407円 | 200円程度 |
LED電球 | 7.3W | 40000時間 | 0.19円 | 564円 | 900円程度 |
LED電球:パナソニック LED電球 E26口金 60形 LDA7LGEW
比較してみるとわかりますが圧倒的にLED電球のほうが電気代が安く済むことがわかります。
1個でこれだけの違いが出るので家の電球をすべてLEDに変更したらかなりの節約になるでしょう。
また、寿命の差も圧倒的でLED電球を一回交換する間に白熱電球を20回交換することになります。
LED電球のほうが4~5倍の価格がするといっても交換を考えるとLED電球のほうがよいことがわかりますね。
使わない照明をこまめに消す
こまめに消しましょう。
今自分がいない部屋などつけっぱなしにしてる方が多いのではないでしょうか。
特に上で書いたように白熱電球の場合はそれなりの電気代がかかってしまう上に寿命も短いのでこまめに消すことを心掛けたいですね。
エアコンの温度を調整する
エアコンの電気代は設定温度と外との気温差になるため、設定温度を見直すと電気代が節約できます。
冬のほうが電気代が高くなるのは一般的に冬のほうが適温とされる22~28度と外気温の差がついてしまうためです。
1度につき10%~13%程度消費電力が抑えられるため、無駄に涼しくor暑くしている場合はエアコンの温度を調整しましょう。
冷暖房で自動運転メニューを選ぶ
冷暖房はスイッチを入れた直後の、室温を設定温度へ近づけるタイミングが最も電力を消費します。
自動運転の場合、設定温度に近づいた時に室温の維持モードになり風量等が弱まるため、消費電力が最適化され電気代を抑えることができます。
逆に手動でずっと強モードにしてしまっている場合は無駄に電気代を使ってしまっていることになります。
風が欲しいときは扇風機やサーキュレーターを利用しましょう。
室内の空気を循環させることにより、エアコンと併用した場合でも効率的に部屋を設定温度へ近づけることができます。
見ていないテレビは消す
一般的な家庭の32型テレビの場合だいたいの消費電力は60Wほどとなります。
1時間当たり1.5円程度の電気代となります。
仕事から家に帰ってからずっとテレビをつけているなんてことはないでしょうか。
寝落ちしてしまって一晩中つけてたなんてことはないでしょうか。
19時に家に帰って24時まで毎日テレビをつけているとしても毎日7.5円かかっていることになります。
休日も同じ時間つけているとして一か月に230円程度電気代がかかってしまうので見ない間はテレビを消しましょう。
テレビの明るさ・音量を調整する
テレビの明るさ、音量も消費電力に影響します。
テレビの明るさは普段あまり意識しないと思いますので、これを機に調整してみてもいいかもしれません。
冷蔵庫を省エネのものに変更する
冷蔵庫は家電の中でも消費電力1位2位を争う位置にある家電です。
メーカーやサイズにもよりますが年間6000~12000円程度の電気代がかかっています。
具体的な消費電力については冷蔵庫をの仕様を確認してどのくらいのW(ワット)数となっているのかを確認しましょう。
最近は省エネ性能も向上しているため、買い替えによって電気代が抑えられるようになっています。
10年前の冷蔵庫と比較して10~20%も消費電力が少なくなっているということもありますので、何年も同じ冷蔵庫を使っている場合は買い替えを検討してみてもいいかもしれません。
なお、1~2人暮らし用の小さい冷蔵庫よりも家族用の大きい冷蔵庫のほうが性能が高いため消費電量が少ない傾向があります。
小さめの冷蔵庫を買う場合は省エネ性能にも注目して購入すると結果的に安く済むかもしれません。
冷蔵庫の使い方を見直す
冷蔵庫は家電の中でも消費電力量が多いと書きましたが、使い方によって消費電力を抑えることができます。
壁付けしない
冷蔵庫は内部を冷やした分排熱するため、冷蔵庫周辺には熱がたまります。
壁やシンクなどに密着している場合、排熱の熱で冷蔵庫自体が冷えづらくなってしまうため冷却効率が悪くなり消費電力が多くなってしまいます。
頻繁に開け閉めしない・開けっ放しにしない
当たり前ですが冷蔵庫内部の温度は冷蔵庫を開けると上がってしまいます。
それを冷やすために消費電力が多くなってしまうため、冷蔵庫を開けるのは必要最小限にしましょう。
冷蔵庫にものを置きすぎない
冷蔵庫にものを置きすぎると冷却効率が悪くなり、余計に電力を消費してしまいます。
恒常的にものが多いという場合は省エネ性能の高い大きめの冷蔵庫に買い替えましょう。
冷却効率もよくなり、性能もよくなるため結果的に電気代が安くなると考えられます。
逆に冷凍庫についてはものを詰めていた方が冷却効率が良くなります。スペースがあるという場合は購入した袋の氷や冷却材などを置いておくと電気代の節約になるかと思います。
洗濯機の使用回数を減らす
通常の縦型洗濯機の場合、一回回すごとに約3円かかります。
一見たいしてかかっていないように見えますが、縦型洗濯機で乾燥機能もつけている場合、
実は一回の洗濯で60~80円ほど電気代がかかっています。
ドラム式の場合もう少し安くなりますが、乾燥機能を利用すると電気代が跳ね上がるということは覚えておきましょう。
洗濯機の場合、電気代だけでなく水道代もかかりますのでなるべく洗濯物を出さないように工夫して生活していきたいですね。
シャワートイレのふたを閉める
意外に電気代がかかっているのが、シャワートイレの電気便座です。
メーカーにもよりますが、月150~300円程度かかるものが多いです。
ふたを開けっぱなしにしておくと、便座が冷えやすくなるため電気代が余計にかかってしまいます。
ふたを閉めることによってある程度保温でき、節電の効果もあるため面倒がらずに毎回閉めましょう。
また、夏場など温便座が不要なときなどは温便座の温度を低くしたり切ってしまうのも一つの手かと思います。
まとめ
以下、節電の方法を振り返ります。
・電球をLED電球に変える
・使わない照明をこまめに消す
・エアコンの温度を調整する
・冷暖房で自動運転メニューを選ぶ
・見ていないテレビは消す
・テレビの明るさ・音量を調整する
・冷蔵庫を省エネのものに変更する
・冷蔵庫の使い方を見直す
・洗濯機の使用回数を減らす
・電気便座のふたを閉める
省エネ性能のあるものに買い替えたり、無駄に使っていた部分を少なくするのが効果的なことがわかります。
エネルギー不足が話題となる昨今、意識して節電して環境にもお財布にも優しい生活をしていきたいですね。
以上紹介した中で、どれか一つでも読んでいただけた方の役に立ててもらえれば幸いです。
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